下北沢のシンガーソングライター東京ゾンビのブログ。

仕事と音楽のバランス感覚を喪失しながら、
半体制半オルタナティブなマインドで音楽を鳴らす。
ギター弾き語り〜打ち込みまで日々実験中。

*各種ライブ/DJ/楽曲提供依頼等受付中。詳しくはWEBを。
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DEERHUNTERの愛すべき虚無感

Deerhunterは2001年結成のアメリカのバンドで、ギターロックでありつつ、厭世的な歌詞とダークさとポップさが絶妙に混じり合ったサイケデリックなサウンドが特徴だ。シューゲイザー的な要素もある。

st.vincentやgrimesなど尖りつつ大衆に受け入れられているアーティストが所属する4ADの代表アーティストとして人気を博す。

 

繰り返されるリフレイン、ことさら人生のくだらなさに対して俯瞰したニヒリズムな歌詞の数々が頭にこびりつくところがツボだ。

 

 

"nothing ever happened” from “Micro Castle"

nothing ever happen to me

Life just pasping, flashlight throw me

何事も起こらなかった

フラッシュライトが瞬くように、人生は通り過ぎていく

 

"all the same” from "Fading Frontier"

It's all the same, It's all the same, It's all the same

どうでもよい、どうでもよい、全くおんなじだ

 

といった具合。ただ、歌詞のわりには多幸感のある脱力的な美しい甘美な音でとても聴きやすい。

 

前作の「Fading Flontier」に関しては、虚無感の布教師であるブラッドフォードコックスが時代の空気をしっかり嗅ぎ取ったタイトルである。

 

薄れゆくフロンティアとは?

 

資本主義的成長が以前のような勢いを失っていく世界において、見せかけの成長率で炎の車輪が廻って焦げ付いていくさま。

音楽コンテンツが熱狂的な人気を誇るわけでもなく音楽がapple musicやspotifyのようにサブスク化されているが、音楽というよりはその現象自体にインパクトがもたれている世界において、音楽自体のイノベーティブな革新性は中々薄れてしまっている。いや、革新性は保たれているものの前ほど人々が興味をもたなくなったいるさま。ゆえに市場が縮小していく感じ。バーチャル画面を眺めて小さな刺激で生かされていく、乏しい気持ちのさま。

 

そんな時代の雰囲気を醸し出すのが前作であった。

 

そして、今回発売されたニューアルバム「Why Hasn't Everything Already Disappeared」

アートワーは灰色の煙がもくもくとあがっているが、世界自体も白黒でしかない。

 

"What happens to people?”

What happens to people?

What happened to you?

What happens to people?

They fade out of view

人々に何が起こっているの?

あなたに何が起こっているの?

人々に何が起こっているの?

人々は視界から消え失せている。

 

美しいギター優しく人々にささやきかけるものは?

囁くのは私たちの外にあると自然?

それとも人間によって生み出された工場?

いつか閉鎖して見捨てられるかもしれないし、

放射能汚染されてみんないなくなって自然だけが取り残されるかもしれない。

 

つたない英語力でも、そう難しくない英語のフレーズの断片だけでも

いろいろな想像力がかきたてられるのが、魅力である。

 

最後に、フロントマンのブラッドフォードコックスのビジュアルもいい。

痩せこけた長身に、ぶらぶらゆれる長い手、にやりと笑う感じの不気味さ。

 

前作の”Snake Skin”のPVをどうぞ。ギターのカッティングがかっこいい。

 

 

JUGEMテーマ:ROCK

オルタナティブ二割八分「前野健太」

オルタナティブは主に音楽ジャンルで使われること言葉だが、調べると以下の意味である。

・二者択一

・既存のものに取って代わるもの

・1990年代のカウンターカルチャー

ポップミュージック的にNIRVANAやSONIC YOUTHらの台頭で花開いた音楽ジャンル(代表アーティストは偏りありますが)で、ヒッピーのサイケデリック感やパンクの衝動性や80s打ち込み万歳な感じのとは違う、それらに飽きちまったニヒルなしらけ世代的な音楽である。時にゆるゆるの演奏が味になる。

つまり当初は2番目の意味であったが、いまやオルタナティブも遍くジャンルとして確立されてしまったため、3番目の意味として過去に葬りさられてしまったように見られる。

しかし、音楽ジャンルとして、何か物足りない衝動を抱えた若者たちの音楽としてまだまだ概念は失っていないと思っている。

現状に飽き飽きしちまった人による音楽的衝動だから、最近のムーブメントから離れた音を鳴らしていればオルタナ感てのは残っている。しかし、わりと激しめのギターロックでちょいとエモさが入っているだけでオルタナティブロック風であることはしばしばある。

 

そして、シンガーソングライターとしてリスペクトする前野健太はいわゆるオルタナサウンドではないが、オルタナ感を強く感じるミュージシャンだ。

もともと松江哲明監督の映画「ライブテープ」で、元旦皆が祝賀ムードの中、一人で吉祥寺でロンリネスに弾き語りしながら淡々と街を練り歩くという奇異なドキュメンタリーで話題になった。弾き語りで丁寧に綴られる歌詞、孤独や、童貞感や、貧乏感や夜の香りのする音と相まって人々の心を掴んだ。

そんな彼もアルバムを6枚ほど出して、弾き語り宅録時代から、いまやジムオルークや石橋英子を従えてバンド演奏するレベルにまでなってるからファンとしては感無量である。ジムオルークといえばSONIC YOUTHに在籍したり、ミュージシャン、プロデューサーとして90sオルタナティブの巨匠である。

ジムオルークはいまやアンビエント現代音楽感強いが、前野健太と組むときはロック魂全快で、かっちょええギターソロや時にスキャット歌唱を披露。前野健太の狂気に、サウンド面で呼応する。わりと最近はロックなアンビエントなアコースティックなサウンドが多かった。

そんな彼の最新作「サクラ」は、ceroのメンバーをプロデューサーとして迎えるなど、少し前野健太色に変化のついた作品だ。そして、ここ最近の雰囲気と違って歌謡曲的な歌物になっている。

しかし歌謡曲といっても、わりと演歌に近いような癖のある歌い方を取り入れて、既存のロックなポップミュージックを崩しにいっている感があるのだ。

現にライブの時の歌い方はかなり崩れてて、歌は歌なのだけど、時々妙にシャウトしたり、まぁそれくらいなら普通だけど、極端な話おっさんが唸ってるような歌い方だったり。

華やかなサウンドが特徴の最新作の中に、「虫のようなオッサン」という曲がある。サビで「虫のようなオッサンになりたい」と連呼する。競馬場にいるちょっとヤバそうなおじさんなどを見るのが好きらしい。

そして、最近の風貌といえば胡散臭いサングラスに派手なシャツ、チンピラみたい。

そして、やっぱりスナックのママやストリップをテーマにした曲なんかもある。

あまりにもある視点部門すぎる音楽は、他の誰にも真似できない領域に踏み込んでいる。

年末に単独ライブをドカンとやるのが少し恒例になっており、

・元日108曲ライブ

・年末ジャンボ前野くじ

・前野健太リサイタル

なんてくだらないコンセプトでやっている。そして私は大抵見に行ってしまう。

はたまた、みうらじゅん脚本、空耳アワーの安斎さん監督のSM映画「変態だ」になぜか主演。日本では盛り上がらなかったが韓国で少し人気出たとか。

だいぶ普通でない方向に行きがちな前野健太。

 

つまり、普通に満足しない、飽き飽きしてしまった、真っ当な人生なんて退屈だ

底辺のスリル、孤独と悲しみの果て、生の彼方へ…

 

これぞ私はオルタネイティブなのではないかと思っています。

 

オルタナティブ風かオルタナティブか。

 

自分もオルタナティブ二割八分に磨き上げたいとそう思ったとです。

 

 

P.S.

昨年末の日本橋三井ホールで前野健太リサイタルでは、石橋英子、伊賀航、ジョータリア、ジムオルークという布陣でライブを行った。

普通のライブハウスではなく、ホールでやるっていうから結構しっとり行くかと思いきや

弾き語りとドラム編成で、ジョータリアがほぼ弾き語りの衝動にめちゃくちゃなドラムつけたり、ジャムらせたり、全然準備してない感。そしておまけに「平成最後の」ということでTRFの「ボーイミーツガール」を演奏。ジムオルークバックでそれやらせちゃうみたいなボヘミアンスタイル。

 

 

前野健太ファンやめられない。

 

 

JUGEMテーマ:ROCK

Ceremony 〜イアンカーティスの見た衝動〜

 

 

自殺に関して、悲しくて辛くてネガティブなイメージがあるのだけれど、

自殺を決意した人にとって、自殺はどのように捉えられるのだろうか?

 

1980年、23歳で自殺したJOY DIVISIONの若きイアンカーティス。

マンチェスターという工業都市から飛び出した彼は、

20歳になる手前で結婚して、公務員で福祉関係の仕事をしていたらしい。

 

真面目な人生を歩んでいた彼は、精神障害の方などと接する中で

生み出された曲「She’s Lost Control」などを発表している。

 

そして彼は自身でも癲癇(てんかん)の持病があり、

普通の人生を歩めない足かせがあった。

 

バンドが売れ始めるのだが、ツアー中に愛人ができた。

妻と愛人との間で引き裂かれる愛を歌った

 

「Love Will Tear Us Apart」

 

JOY DIVISIONの中で一番有名な曲で、

トムヨーク始め数々のミュージシャンがカバーしている。

みんなが浮気しているわけではないと思う。

男と女の愛、もしくは物への愛など多様な受け取り方ができる。

 

イアンカーティスのツアー中、

妻は家で赤ちゃんを抱きながら泣き暮れる日々。

 

その引き裂かれた愛と持病の癲癇が彼を自殺へと導いたのは間違いない。

 

「Love Will...」はバンド活動の終盤に作られたシングル曲だ。

そして、もう一つ有名な曲。デモ音源として残され、のちにJOY DIVISIONの残りのメンバーによって結成されたNEW ORDERによってドロップされた「Ceremony」

 

「Love Will...」の痛みからもはや解放された開き直ったように見受けられる、一番ぶっ飛んだ曲だ。

美しい曲であるが、歌詞が難解とされ考えあぐねていたのだけど、

自殺を決意した曲だと思うと結構すんなり入ってくるのだ。

 

そして、この清々しいギターリフと衝動的なハイハットの16ビートは

何か矛盾を抱えているように思える。

 

生の苦しみと解放。解放されて見る葬式の光景。

 

この世の苦痛から逃れるために、自殺を決意した人は自殺に何を見出すのだろうか。

 

だいぶ意訳ですが、This Time(この時)を自殺(解放される瞬間)やCeremony(葬式)と置き換えて読んでください。

 

Ceremonyって辞書で調べても葬式ってニュアンスはないけど、

日本だと葬儀屋はやけにセレモニーだ。そのまま訳すとCeremonyは

”儀式”だけど、ポジティブに捉えた葬式のニュアンスも含んでいるのか。

 

「Ceremony」

This is why events unnerve me,

They find it all, a different story,

Notice whom for wheels are turning,

Turn again and turn towards this time,

All she ask's the strength to hold me,

Then again the same old story,

World will travel, oh so quickly,

Travel first and lean towards this time.

 

こういうわけで、俺は萎えてしまっている

それらは結局、別の意味を見出すだろう

衝動が掻き立てることを知らせてくれ

何度もすり減ってこの時を迎えるのさ

彼女と言えば俺を強く抱きしめてほしいと

昔から繰り返される物語

世界は廻り続けるだろう、あぁなんて速さで

そして、この時を迎えるのさ

 

Oh, I'll break them down, no mercy shown,

Heaven knows, it's got to be this time,

Watching her, these things she said,

The times she cried,

Too frail to wake this time.

 

あぁ、破壊しよう、慈悲なんてない

この時に向かうことを天は知っている

(天国から)彼女を見ている、彼女の言葉の数々、涙の日々

もろすぎてこの時を見てられない

 

Oh I'll break them down, no mercy shown

Heaven knows, it's got to be this time,

Avenues all lined with trees,

Picture me and then you start watching,

Watching forever, forever,

Watching love grow, forever,

Letting me know, forever.

 

あぁ、破壊しよう、慈悲なんてない

この時に向かうことを天は知っている

木々が立ち並ぶ光景

写真に収めてくれ そしてあなたは見始める 永遠に

愛は育まれるのを見る そしたら知らせてくれ 永遠に

このデモバージョン荒い

 

▼今後出るニューオーダーのリイシューよりNEW ORDERバージョン

人のこと言えないけど下手くそ

 

**********************

そして、なんでこの曲の歌詞を載せたかというと、

次回のライブでカバーしようと思ったからです。

 

UK/USロック好きの 確かな音楽フリークスがお届けするDJイベント「POMADE」

22時ごろから LIVE枠で「東京ゾンビ」で出演します。

※主催の桜井鈴茂さんがマンチェスターで撮った素敵な写真

 

2019/2/2(土)POMADE #009

@下北沢BLUE MONDAY

18:30-24:00

¥1000(1D付き)

 

■イベント詳細

https://tokyoxzombie.jimdo.com/live/

 

P.S.

ちなみにこのサイトはデモバージョンの歌詞の和訳を載せていて、興味深い。

http://germanpops.blog85.fc2.com/blog-entry-287.html?sp

 

 

JUGEMテーマ:ROCK

Mary Lou Lord初来日に寄せて
メアリールーロードがやってくる。

昔から90sオルタナの脱メインストリームな精神に憧れ、
ソニックユース始め、ニルバーナ、スマパンに傾倒しているロック青年であった自分にとって、
カートコバーンの元彼女という肩書きは
彼女に興味を持つには十分すぎる動機だった。

アメリカのストリートLIVEを中心に、というか、
バスキングと言われる街中を駆け回って歌うスタイルが彼女の代名詞。

バークレー音大卒なのに、そういった庶民よりのスタイルが
身の丈にあったようだ。


すてきな曲がいっぱいある彼女だが、
まず、好きになったのは43という曲だ。

Seventeen, I wonder what you see in me.
Seventeen coming on forty-three.

これは43歳になって作った曲で、
17歳の若者を見つめなごら、
自分の人生を振り返りつつ、
私はこの年齢になるまでいろいろ経験してきたゎ、
あなたはこれからどんな人生を歩むのかしら。

といった喫茶店で肩肘つきながら
物想いにふける感じのたわいもない曲なんだけど、
40歳のいわゆるおばちゃんのあたたかい眼差しが
なんとも可愛らしく、すごく好きになった。

なんというか、いろんな人達を鏡にして、
他者と自分を見つめる距離感が彼女の全てを物語っているようで、
シンガーソングライターが弾き語る歌というのは、
吹き抜ける風のように普遍的でごく自然であるものなのかもしれない。

その風を見つけるのがうまかったり、
その風を気持ち良いと思う感性が強かったり、

そういうことなのかもしれない。

さて、メアリールードの代表曲といえば、
「LIGHTS ARE CHANGING」で、
先般テラスハウスの挿入でも使われたそう。

これは実は誰かのカバーらしいのだけど、
とてもすてきな曲だし、
世界を一歩引いた角度から見つめる
彼女のあたたかい眼差しが集約されている感じがします。

You slow down, you slow down
My lights are changing
You slow down, you slow down
Our lights are changing

信号の点滅を待っている瞬間だったり、
生命のシグナルの点滅だったり。

http://youtu.be/nP4tHH_Z0vo

今夜の月曜日の新代田FEVERのLIVEか楽しみでならない。
【祝】ベックグラミー賞受賞
 ベックの2014年のアルバム「モーニングフェイズ」がグラミー賞を受賞した。

単純にファンとしては嬉し限りで、カニエウェストの乱入事件(ビヨンセのアルバムが受賞されるべきだと言って受賞を邪魔しようとした)があったにせよ、大人対応のベックも改めてかっこいい。

1994年に負け犬「LOOSER」で、ゴミの掃き溜めから生まれてきたような若者が(実はセレブ街で育ったぼっちゃまであるにせよ)、このような円熟した大人になるのはとても素敵な歳の取り方である。

デンジャーマウスとタッグを組んだ2008年の「MODERN GUILT」では、資本主義以降の無意識に成長する世の中に堆積するほころびのようなものをロックンロールでクールに表現。
背景にはヘルニアに見舞われ(アルバム発売後悪化したという)、自分と自分をとりまく環境というのを深く省みるようになったことが一つある。

そして、それ以降ヘルニアは悪化して、本格的なツアーは行っていない。2009年以降日本にも来ていないし、車椅子で移動する目撃情報も聞いていた。(相当!)

しかし、2014年にカムバックしてこの美しき「MORNING PHASE」を発表してくれたことは本当に嬉しかった。

長い長い暗がりのトンネルを抜けて、現れる光のような、まさしくモーニングフェイズ、地平線から浮かびあがる太陽が幾度となく希望を与えてくれる、そんな作品だ。

HEART IS A DRUMはオザケンの「心臓はビートを奏でる」モチーフを膨らませて風景画にでもしたかのような美しい曲だし、BLUE MOON(昼間の月)とか普段意識的に眺めることのない対象をテーマにしたり。

極めて地球と私みたいな神目線がとてもいいです。
2001年宇宙の旅のスケールで、モーニングフェイズを感じていただけると素敵かもしてません。(should be played loud!!)

そして私がベック好きなのは、ベックの世界との距離の取り方がしっくり馴染むし、
(端おるけど)現代の利便性の高さや、あらゆるものへのアクセスのしやすさというものが、
逆に根本的なものを阻害している感覚があるんだよな。

ひとえに時代の空気感をしっかり捉えて音にする人で、
それはボブディランとかが今も言葉を変えながら
新しいものを生み出し続けるのと同じように
時代の語り手である。それが音楽だと思うのです。


つまり、何が言いたいかというとビヨンセのアルバムとかはすごくどうでもいい、
また来年アルバムでも出して受賞してくれって感じです。


そして授賞式パフォーマンス。ぬぬ、なんだこの草食度の高さは!!
withクリスマーティン(coldplay)




【良記事】humbeckさんサイト

P.S.フジロックキャンセルしたり、無礼なカニエのバーカ!!
      そしてかっこよすぎるプリンス!

JUGEMテーマ:ROCK
ラブ・レットホットチリペッパーズ
先日の原っぱ会LIVE、登山、過労死オブザデッドで力を使い果たし、
風邪で体調悪く、家で療養していますが、、、

暇過ぎてyoutube見放題の世界に迷い込んでしまった。。。

特にRock'n Roll Hall of Fame、ロックの殿堂で今年のNIRVANAトリビュートを見たあたりから、俄然止まらなくなった。

裁判沙汰にまでなったドラマーのデイブグロールとカートコバーンの妻であるコートニーラブがハグをするという名場面から、
ST. VINCENT、ソニックユースのキムゴードン、ロードをボーカルに迎えての演奏はしびれた。

そして、そのまま2012年のレッドホットチリペッパーズ。

芸人であるクリスロックの長い紹介から出てくるレッチリの元メンバー含む面々。
ジャックアイアン、ヒレルの兄弟など。

やはりジョンフルシアンテは登壇しなかった。


10分以上続いたクリスロックの演説では、

「彼らは究極のハッピーソングを歌っている。でもハッピーを知るには悲しみもわかっていなかればならないんだ。
だからSCAR TISSUEを歌えるし、アンソニーってのはOTHERSIDEを知ってるんだ」
という、超うまい表現で湧かせていた。

そして、本人たちは来賓のジョージクリントンや母親に感謝し、
音楽への愛を語り尽くす。

英語あんま分からなくても、こみ上げるものがある内容であった。

 

そして映像は下記ですが、

一番最初に出演したTV映像のやんちゃ具合を見てから、
殿堂入りの映像を見ると泣けます。
(僕の生まれる1年前の映像、その頃からやっていたんだなぁと思うとより感慨深い)

1984年の映像



初期レッチリの好きなエピソードしては、ファーストアルバムのできが気に入らなかったらしく、プロデューサーのアンディーギルの玄関の前にうんこを置いて仕返ししたという都市伝説。
ちなみに、僕の良く行くBARの店長も仕返しうんこをしたことあるらしい。


2012年の映像(ロックの殿堂)



レッチリのことは書けばきりがないのでやめておくが、
こんなに物語性をはらんだバンドは他にいない!


LOVE・RHCP


JUGEMテーマ:ROCK
きゃりーぱみゅぱみゅを何か誤解しているように思われるPVについて
まずはきゃりーちゃんを何か誤解しているのではないかと思われるニュージーランドのミュージシャンのPVをご覧ください。

Doprah - Strange People


もしかしたら、僕のとんだ思い違いだったらすみませんを前提として、

まず、これはきゃりーちゃん現象をアイロニカルに描いているように見える。

というのもいろいろあるけど、最後のセーラー服のおっさんとかやっぱバカにしている感じある。ていうかサブイ。

メッセージとしてはきゃりーちゃんみたいになりたい均質化して行く人々を没個性的なストレンジピープルっていっているように思える。誰でもkawaiiになれる現象。コピー人間増産中みたいな。

でも、こういう現象は理由があって起こる現象なのだ。

こういう現象をストレンジというよりは、彼女たちがなぜこういうことをやりたがるんだろう、って想像し、

そこにはとてつもないハピネスと哀愁が入り交じっていたりするかもしれないブルースを引っ張りだす方が好きだなぁ。
そしてきゃりーちゃんはその中でも市民権を得たヒーローなのだ。


僕はきゃりーちゃんを表現者としてリスペクトしています。


きゃりーちゃんて!




これもパロディーの一種か。    東京ゾンビ-「東京マリオネット」


JUGEMテーマ:エンターテイメント
【無料DL】NEW ORDER LIVE 1987 AT GLASTONBURY / BBC
NEW ORDER聴くとめちゃ音楽やる気になる。
演奏テクが(簡単過ぎて)ヤバイ。テクノ界のRAMONESだと思う。かっこいい。

ラジオ局のサウンドクラウドで無料DL可能。

TRACKS
1. Ceremony
2. Every Little Counts
3. Temptation
4. Sunrise

NEW ORDER LIVE 1987 AT GLASTONBURY / BBC(無料DL可)


よかったら次の曲も聴いてみてください。色合いは違うけどNEW ORDERからけっこう影響受けてます。
東京ゾンビ-POPCORN PEOPLE(無料DL可)

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東京ゾンビ-下北沢のシンガーソングライター
http://tokyoxzombie.jimdo.com/
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JUGEMテーマ:ROCK
雪の日ミュージック(music in very very snow day)
JUGEMテーマ:ROCK



東京のみなさん!


久しぶりの大雪にテンションが上がりますね。


雪の日プレイリストを公開します!

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ベタ中のベタ!新年は万国共通雪降りの幕開けなのですね。

U2 - New Years day

もっと寒いノルウェーへ。北欧らしい名曲です。

ROYKSOPP - EPLE


去年宅録女子ジャンルというレッテル悪くない。

リュックサックとかとてもかわいいですね。

Grimes - Oblivion

何回目の紹介になるかわからんけどやっぱいい。

Twin Sister - Lady Daydream

ヴェルベッツ1stはこの曲以外もすごく雪に合います。

the velvet undergound &nico - Femme Fatale

埋め込みコードなかったですが、美しきNICOが歌うlive版も!

 http://youtu.be/FjjDmX9Tkss 


ベタ。超幻想的に映える!  

The Verve - Bitter Sweet Symphony

CLOCKSもいいのですけど、あえて

Coldplay - Don't Panic

燃え上がる炎のごとく熱い魂の愛とか魂を!セクシー過ぎる一曲。

David Bowie - Slow burn


でもやっぱりこの曲には勝てないでしょう 



GLAY WINTER AGAIN

クールなアニメと音楽のタイアップ術「No.6/あの日見た花の名前を僕たちはまだ誰も知らない。」
フジTV木曜日の夜にはノイタミナ枠ってのがあり、
最近はまっているかもしれない。

始めに見たのは「あの日見た花の名前を僕たちはまだ誰も知らない。」


もう名前があれだ、引き込まれる。

原作名「超平和バスターズ」なのに


ストーリーはこうだ。


ある仲良し6人組がいて、少女めんまが死んでしまってから別々に暮らしてはや10年。
しかし、ある日引きこもりがちなじんたんの元にめんまが蘇って、でもじんたんにしか見えなくて...
失われた時間から止まっていた解決していない何かが清算されようと動き出す。


といった話だ。


心奪われるポイントはかわいい幼稚園児のような、死んだときから成長していない(体は高校生に成長している)めんまが、じんたんにしか見えないところ。しかし、彼女はさもそんなことも知らずに暮らしている。彼女が通ると風でものが落ちたり、何かを掴んだりでものが浮く。なんだか街のいたずらっ子の妖精のようだったりがちょっと神秘的な設定だ。


さぁ正直ストーリーやキャラクターは鉄板なのだ、かわいいのだ、心揺さぶられるのだ


いとも簡単に。


私が感じるのは本当に人の心なんて簡単に操れるんじゃないかっていうもやもや。



東浩之の動物化するポストモダンに書かれているような。


しかし、「オタ」とちょっと違うのはおしゃれな感じとか。絵も奇麗。


そう、あとオープニングがガリレオガリレイ。

バンプオブチキン的な甘美なメロディー。

私の好き音楽ではないが、下北沢の商店街で流れているのを耳いっぱいに聴いたときアニメと相まって胸くすぐられるものがあった。


もうサブカル好きはとりこまれるよな。


他にもタイアップにはセールス/話題性にも気を使っており、エンディングはZONEの名曲。


しかもめんまが死んでから10年経った設定と10年後の8月また出会えると信じて♪がうまいこと絡んでいるだけでなく、ZONEの再結成も実は一つ噛んでいるという総力戦。


このノイタミナ枠はクールなサブカル的なにおいを醸しながら動物化するポストモダンな私たちをうまいこと取り込んでいる。


そして、今回新しく始まったNo.6はオープニング:LAMAの「SPELL」 、音楽:鈴木慶一と
まじっすかなメンツだ。


No.6


LAMA
“ナカコー”こと中村弘二(iLL)、ナカコーとはSUPERCAR時代からの盟友フルカワミキ、田淵ひさこ(ex.ナンバーガール、現bloodthirsty butchers、toddle)、そしてagraphの牛尾憲輔の新プロジェクト


こんなメンツねー、話題になるわ、おしゃれだわ、しかも哀愁ノスタルジー満開!


SPELL BY LAMA




LAMA_HP


結局何がいいたいかって、音楽とアニメのタイアップを有効的に使って、業界をなんとか延命させようとするウィットなやり方だなと思ったのだ。一方で、音楽だけではやっていけない現実、アニメだけでもやっていけない現実がその背後にあるのだろ。どうせなら相乗的に売り出していった方がいいのだろう。

ひねくれゾンビとしてはしゃくに障る面もあるのだけど、いいものになってくれたらそれはそれでいいんです。私的には、見てもらうために知ってもらわねば良さなんかわからん主義ですので、まぁいいんじゃないか。でももし自分が音楽を本気で売り込むなら、いかにも業界的なやり方では売り込まないけどね。運だし、一部のラッキーな人しか選ばれないから。


私ならDIYしたい!えがちゃんみたいに。


久しぶりにブログ書いたがしんどい上にまとまんね!
ご拝読ありがとう。


東京ゾンビ


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