下北沢のシンガーソングライター東京ゾンビのブログ。

仕事と音楽のバランス感覚を喪失しながら、
半体制半オルタナティブなマインドで音楽を鳴らす。
ギター弾き語り〜打ち込みまで日々実験中。

*各種ライブ/DJ/楽曲提供依頼等受付中。詳しくはWEBを。
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クレイジージャーニーヨシダナギ
TBSの深夜の大人気番組、クレイジージャーニー。松本人志、小池栄子、設楽統という大物芸能人がコメンテーターを務めつつ、主役はクレイジーなチャレンジをする超人が見たことのない世界を届けてくれる。

クレイジージャーニー達はギャングばかりの危険地域やニッチな研究、誰も見たことのない写真を撮影したり、エクスリームスポーツなどの命にかかわる危険な行為まで行う。

芸能人が主役でエクストリームな旅をする電波少年やイッテQなどもあるが、好きなことにリスクを冒してでも、市場がなくてもチャレンジする魅力的な人々に脱帽。見たことのない世界が繰り出され、非日常でエッジの効いた刺激を求める誰もが虜になる内容だ。

この番組は映像が全てであり、ここで語るのもナンセンスかなと思いつつ、先日のヨシダナギの砂漠の民ベルベル人を追う回がとりわけ記憶に深く刻まれる回としてインプレッションされてしまったので書く。

ヨシダナギといえば、民族衣装を美しくまとう人々を圧倒的な構図とグラデーションで撮る、そして彼らとコミュニケーションとるために彼らと同じ衣装を着たり、時に裸になるという革新的なフォトグラファーだ。

この番組で取り上げられ、一躍時の人になり、私も衝撃を受けたのだけど、今回はその奇抜さがなくとも、凄く印象深い回でした。

アフリカのモロッコは都市化が進み、人々が近代的な暮らしへとシフトしていく渦中だ。その中で砂漠暮らしを続ける人々が今回のターゲットなのだが、そのような民族はどんどん減っており、中々見つけることができない。そんな中、マリアムと呼ばれる高校生くらいの女の子と出会う。彼女は砂漠の民だが、親元を離れて弟と都会の学校に通っている。
そんな彼女に両親の取材をお願いしたところ、嫌だという。なぜなら実家に帰ると家畜の世話を手伝わさせられるから、と不貞腐れた顔で言った。

まずこの段階で、世界は広くていろんな考え方あるけど、人はおんなじなんだなぁと少しほっこりした。もちろん家畜の世話というのが、少し微笑ましい文化の違いだけど、この後の彼女の発言が素敵だった。

最終的にはつれて行ってもらうことにかったが、通常は歩いて7時間かかる道のりを車でゆく。我々からするとなんとも過酷な生活と思うのだが、そんな中砂漠のいいところを聞くとこんな答えが返ってきた。


「砂漠のいいところは、落ちていく夕陽を見ること」


なんとユーモラスな答えだろうか、というかどこかでこの人たちはありのままを受け入れて過酷な環境を生きている異国の人かと勝手に思っていたけど、そういった楽しみを見出しているところに、グッとシンパシーが込み上げる。そして、砂漠の夕陽見たくなったよ。

その後は、実家で案の定、親とケンカして不貞腐れ家を出てったりしたのだが、静まった頃に戻ってくる。そして言葉の通じないヨシダナギを連れて夕陽を見に行くシーンは素晴らしすぎた。

そして、その後ヨシダナギが撮りたい写真を撮るためにマリアムの友達4人ほどを連れて1日がかりで撮影スポットにいき、ベルベル人の美しい民族衣装と砂漠のオアシスの風景を撮影する。



都会に暮らす私たちにとっては、きっと格別な光景だが、彼女たちもまた同じように特別な感性を抱いたのか、撮影後泣き出す女の子たち。そしてもらい泣きのヨシダナギ!

これは今までのクレイジージャーニーにない展開。というか、ストイックに好きなものにガムシャラなクレイジーな人々が出るこの番組では人との交流なんて、あまり描かれないことだ。

これは、クレイジージャーニーに初めてウルルン滞在記が入り込む新しい境地であった。

そして、彼女たちにとってヨシダナギは知らない世界を見せてくれる宇宙人のように見えたのかもしれない。

まるでそれは、1960〜1970年代にティーンネイジャーが体験したロックだったり、というかジギースターダストが舞い降りた感じだったりするのかもしれない。

人と人との交流の果てに、ヨシダナギがデビッドボウイのスターマンに見えた、そんな素晴らしい回でした。



ECDドキュメンタリーNHK「こころの時代〜宗教・人生〜 『個』として生きる」を見て

今年亡くなったECDのNHKドキュメンタリー

NHK「こころの時代〜宗教・人生〜 『個』として生きる」を見た。

2016年の「THEREE WISE MONKEY」でドカンとやられた

後発組なので、いろいろ知れて面白かった。

下北沢サイファー(路上フリースタルラップ)のオトウトの課題・KTYくんも出てたね〜。

 

彼が貧しかった幼少期の家族との生活で、

戦後世代がいかに「個」としての人間を殺してしまったか。

デビッドボウイに「個」を感じて感銘を受けたことなど、

非常に面白い内容であった。

 

そして、日本ラップ界を押し上げるために築いたサンピンCAMP以降の

盛り上がっていくラップシーンと決別してからの苦しい生活も、

全てが「個」の追求と繋がっているのだという。

 

そのストーリーにはある種フォークギターを捨てて、エレキギターに乗り換えた

ボブディランの伝説を思い出すわけだけど、なかなかそううまくはいかない人生の方が

よりリアルだと思ったりする。

 

どっちに転んでもレジェンドだ。スピリッツの根底は同じ。

 

故に、誰もできないこと追求しているECDはかっこよかった。

自分が音楽やりたいのも、楽しさや宗教的熱狂心の成れの果て

的なこともあるけど、自分にしか発せられない音や言葉があるのではないか、

自分への根拠のない期待や「個」の追求は多分にある。

オルタナティブミュージックに傾倒しているのも、

その辺の感覚が大きくあって、ECDに惹かれたのだろう。

 

しかし終わった後、メールを見たらヤフーのポイント5000円分が明日失効してしまう

文面を見て、何を買おうかPCヘと向かう消費社会のマス野郎でもある。

 

 

THEREE WISE MONKEYより昔、早稲田で見たことあった。

 

∈嚢發離薀屮愁鵐阿任靴

 

 

JUGEMテーマ:テレビ全般

ザ・ノンフィクション「俺がやらなきゃ誰がやる」

〜北朝鮮へ送るラジオ放送「しおかぜ」〜

 

アルバム作業も終わり、録りためていたビデオをみる。

フジテレビのノンフィクションが1年くらい溜まっていたので、気になったタイトルをチョイス。私の音楽は社会的な強く内容をはらんでいる傾向にあるあるが、マクロな政治は弱い。むしろミクロな人間模様から社会の粗を浮き彫りにしていく上で、ノンフィクションは結構センサーに引っかかる番組だ。なかなかヘビーなものもあるので、見るのが勇気いるのですが、見たら絶対引き込まれる大好きな番組です。大学の先輩がやっているテレ朝の「激レアさんを連れてきた」もそうなのですが、人生のスポットを当てた話の組み立て方のうまい番組が好きです。

 

これは2017年8月20日放送。

 

*************************

 

北朝鮮の拉致被害者向けに日本の情報をラジオで届けることに人生を捧げる男の話。

 

ラジオ「しおかぜ」という北朝鮮拉致被害者向けの北朝鮮へのラジオ放送を毎日発進。情報統制が敷かれる北朝鮮では入手できない内容や、音楽を流している。

 

まず、拉致被害事件の知識が足りないと、なんでそこまで?と思ってしまう。

 

しかし、今の現状を知ると見方が変わる。現状の政府公認の拉致被害者は十数人だが、400人超ほどいると推定される。

 

といのも、全国の行方不明者の失踪場所や日時などを見ると、重複しているものが多数。また、北朝鮮で人が足りない看護婦などが多い傾向にあるという。

 

脱サラしてこの取り組みを始めたという村尾建兒さんは、カンパを募りりつつこの仕事を行い、被害者の遺族などに面会したりと休みなく活動を続けている。

 

ラジオが始まると、北から妨害電波が入るという。脱北者の話によると、北朝鮮の軍事施設には200ほどの妨害電波施設があるらしい。

 

変わって、村尾さんの家族の話。二人暮らしの母親は、普通の生活に幸せを感じられる人生だったら良いのにと案じているが、この不屈の精神は亡くなった父親譲りだそう。というのも、仁義なき戦いなど任侠映画の脚本家。おかしいと思ったことはとことん追求する。そんなマインドが息子の建兒さんにも染みついているようだ。

 

そのあと、韓国からの放送の調査など、地道な活動が綴られていく。。。

 

 

引き裂かれた家族のことを思うと胸が痛い。今回のトランプの会談がパフォーマンスに終わらないことを祈る。

 

ラジオ「しおかぜ」通信では支援を受け付けているとのこと。

 

ラジオ「しおかぜ」通信

http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html

 

 

JUGEMテーマ:テレビ全般

ザ・ノンフィクション音源化PJT#2 涙はコンテナに乗って
2016/4/10,17放送のザ・ノンフィクション・インプレッション


沖縄の離島、南大東島での二つの家族のストーリー


一つ目は


中学生と高校生の娘がいるシングルファザーが娘に伝えず再婚

怒る娘

受験にもろ影響を受ける娘

なかなか謝らない元シングルファザー

再婚相手23歳、意外に若い


二つ目は


中学卒業を控えて高校に進学したくない中学生の男子

島には高校がないから、島から離れなければならないからいろろお金がかかる

家にそんなにお金がないし、代わりに妹たちに進学させたい

(でも家族はなんとか工面する気満々なのに)

すぐに島のわんぱくスポットに遊びに行っちゃう

島の人たち心配する

後輩にまじで心配され、後輩からサシで説得される

母親曰く、高校へ進学すると家族と別れるのが辛いさみしがりや

*****************

といった話で、高校生になるにあたってすぐ親元離れなきゃいけないとか、

そもそも高校行かない選択肢とかあるのがなかなかカルチャーショック

しかも、みんな問題解決に向かう意識が弱いというか遅いというか、


いわゆるなんくるないさ感が印象的


しかも、この離島、船が接岸できないらしく、

船に乗る時は人々はコンテナに積まれてクレーンで運ばれる。


なんというオチ!秀逸なタイトルでした。


同じ国なのに、総じて価値観が全然違う、カルチャーショックな回でした。



 

【しまロック】
今その瞬間見ていることはほんのわずかで
知らないこと失うこと天秤かけてみる

同じ国とていろんな暮らしがあるという
中学卒業と同時に故郷を離れる子供もいるのさ

知らない島では涙を流した
少女が一人で戦っている
少女を泣かした不器用なパパは
何にもできずにタジロしている
島国の風は時に激しく吹き付ける
最後は優しく君を包みこむ

島国はちょっと変わった文化を育む
小さな世界で回る 暮らしを営む

仕事、勉強や、食生活、人付き合いや色恋
お金の工面や家族の暮らし、思春期の悩み

知らない島では家族を残して
やらなきゃいけないこともあるんだ
ちょっとだけはやく大人の階段を
上って強い人になって
島国の風は時に激しく吹き付け
最後は優しく君を包みこむ


JUGEMテーマ:テレビ全般
ザ・ノンフィクション音源化PJT#1 生きて〜天野貴元30歳〜
2016/4/3放送のザノンフィクションインプレッション

余命幾ばくかのアマチュア将棋士の話だが、別にもともと将棋士ではなく、
たぶんサラリーマンしてた方が、突如20代後半にガン宣告されて、昔諦めた夢に再チャレンジした話だ。

同い年で同郷だったので、重くずっしりきた。
最後まで意識が明瞭であることにこだわる点に
生きることとは何かを考えさせられる。

そして、すごくポジティブな気持ちにさせられた。

ディレクターが彼になんで負けるのに戦うの?と問うたのは、
辛辣な言葉ではなくて、ある程度の関係性ができているからこその疑問だろう。

その後生まれただけでチャンスだという言葉がでてきたのって
すごくポジティブで印象的だったので、曲にしてみました。

「チャンス」 

チャンスをもらったよ
気付かぬまま
チャンスはないがしろ
道の途中で

チャンスはどこかしら
転がっていて
チャンスに気付いたら
生かせておくれ

暮れなずむ夕日は美しく
悲しみも同時に運んでいく
でも新しい光がやがてさす
そのどこか途中でぷつりと途絶える

チャンスをもらったよ
生きること
チャンスに気付いたら
突き進むだけ

チャンスはきらめいて
夢を見させて
チャンスをもらったら
生きていけるのさ

暮れなずむ夕日は美しく
悲しみも同時に運んでいく
でも新しい光がやがてさす
そのどこか途中でぷつりと途絶える

夢をみたいな
ギアを踏みたいな
詰め込みすぎた毎日は
大事なものを見失う

暮れなずむ夕日は美しく
悲しみも同時に運んでいく
でも新しい光がやがてさす
そのどこか途中でぷつりと途絶える

【東京ゾンビ】
シンガーソングライター
http://tokyoxzombie.jimdo.com
ノンフィクションソングライティングシリーズ
https://soundcloud.com/thenonfiction